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執筆者の写真鍼師タカ

一本鍼


日本鍼灸世界化の先駆者・柳谷素霊先生の鍼灸医術の門より。

鍼灸要法指南にいう、「諸病いろいろありと も、其経の病む所を考へて井栄兪経合の要穴に唯一針にて補瀉迎髄するあり、若しくは二針三針刺すのみにて、満身に刺すことを喜まざるあり,これ一流なり」と記しているが、これこそ、鍼医の上品というべきであると、同時に満身に刺していたずらに病人に苦痛を与え気血を逆せしめる鍼医もいる。

自分なりの解釈なの正確では無いかもしれませんが・・・。

鍼灸要法指南にいう、「病気はいろいろあります、経絡の病む所を考えて古典の治療方法の重要なツボに唯一本のハリにて補ったり弱めたりして治療する、若しくは二本か三本のハリを刺すくらいにして、全身に刺すことは身体が喜びません、これ一流なり」と記してあるが、これこそ鍼医の上品というべきであると同時に身体中にハリを刺していたずらに病人に苦痛を与え気血を乱す鍼医もいる。

私自身の治療家、鍼灸師としてのモチベーションを保ち続けている柳谷素霊先生の大切な言葉です。

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